ビューティー＆ヘルスリサーチ通信

お客様

こんにちは、商品開発チームの中村です。

本日5月5日はゴールデンウィークの真っ最中。

今年は新天皇即位で祝日が増えたこともあり10連休ですね！

アメリカにはそんな大型連休はないので、スタッフ一同羨ましい気持ちでいっぱいです。。。

せっかくのお休みですので体調を崩さず、楽しまれてくださいね。

早速ですが、本題に入りましょう。

以下の3つのトピックに分けてお話ししていきます。

1. 抗生物質は腸内フローラのバランスを根本から破壊する
2. 1日1本のソーセージでリスクが20%上昇
3. 大腸がんのリスクを下げる5つのポイント

1. 抗生物質は腸内フローラのバランスを根本から破壊する

抗生物質を服用すると、短期と長期の両方でリスクがあります。

特に、長期で服用した場合は抗生物質の服用を中止した後でも、まだ解明されていない多くのリスクがあると予測されています。

最大のリスクの1つは「殺菌作用」です。

菌を殺す力が強い抗生物質は腸内の悪玉菌だけでなく、善玉菌まで一掃します。

そのため、多くの研究者が「抗生物質は腸内細菌の種類と数を抑制し、有害な菌に対する抵抗を減らしてしまうため、腸内フローラのバランスを根本から破壊する」と報告しています。

さらに、抗生物質治療を必要とする細菌が炎症性である場合は、がん発生の危険因子になることを指摘しています。

ハーバード大学医学部の医学研究准教授であるアンドリュー・チャン氏はCBSニュースで、

「抗生物質によって腸内フローラのバランスが破壊されると、人々は大腸がんになる可能性が高くなるでしょう。」

「ファストフードなどの西洋の食事が世界に広がり、その結果、昔と比べて現代人の腸内フローラは乱れており、大腸がんに罹患しやすい体質になりつつあります。」

「2016年に行われた別の研究では、抗生物質を服用すればするほど大腸がんのリスクが上昇することが明らかになっています。」

と語っています。

大腸ポリープは結腸の内側にできる小さな細胞の塊で、通常害はありません。

しかし、治療せずに放置するとがんの発症につながることもあります。

ある医学雑誌に、60歳以上の女性16,600人を対象に行われた抗生物質に関する調査が掲載されました。

2004～2010年の間に実施されたその調査によると、対象者のうち、20～39歳の間に合計で少なくとも2か月間抗生物質を服用した人は、使用しなかった人と比較して36%も大腸のポリープ出現のリスクが高いことが報告されています。

40～59歳の間に抗生物質を長期間服用した女性では、なんと70%もポリープのリスクが上昇しました。

つまり、2か月以上、抗生物質を使用したことがある女性は、大腸がんの前兆となる大腸ポリープの発症リスクが高くなるということです。

様々な病気の原因となる悪い菌は排除されるべきですが、悪玉菌も一定数は腸内フローラのバランスを整えるために必要であるため、一掃してしまうことは非常に危険なのです。

2. 1日1本のソーセージでリスクが20%上昇

大腸の健康を守るには、腸内フローラを整えることから始めましょう。

腸の不調は全身の不調を引き起こします。

イギリスの著名大学3校が行った共同研究では「プルーン」に豊富に含まれる食物繊維が腸内環境を改善し、大腸がんのリスクを低くする可能性があると発表しています。

プルーンを毎日80グラム(約8個)摂取するグループと摂取しないグループに分け、排便の状況について調査しました。

実験終了時には、プルーンを摂取したグループでは明らかな排便量と排便回数の増加が認めらました。

プルーンと一緒にヨーグルトを摂取すると乳酸菌がプラスされて、さらに効果を実感しやすくなるのでおすすめです。

一方で、ベーコンやハム、ソーセージなどの加工肉はがんのリスクを上昇させます。

2007年に行われた世界癌研究基金（WCRF）による調査では、1日1本ソーセージを食べると大腸がんのリスクが20%高まると示唆しました。

他の研究では、赤身肉を毎日150g食べる人は、肉を最低限しか食べない人と比較して、24％大腸がんのリスクが高いことが報告されています。

しかし、これは肉の質や種類によって結果が変わるであろうことも示唆されています。

知っておくべきは、現代人は必要以上に肉を食べているということ。

そして、肉を選ぶ際は、可能であれば有機栽培の草を食べて育つ肉だけを摂取し、調理も岩塩などだけでシンプルにすることがすすめられています。

3. 大腸がんのリスクを下げる5つのポイント

大腸がんはアメリカにおいて、男性の死因第2位、女性では第3位に位置しています。

次の5つを日ごろから意識し実行することで、大腸がんのリスクを下げることができると言われています。

（1）マグネシウムを積極的に摂取する

マグネシウム摂取量が100mg増えるごとに、大腸がんのリスクが12%減少するというデータもあります。

（2）ビタミンDレベルを最適化する

医学雑誌Gutに掲載された研究では、ビタミンDの血中濃度が高い人は大腸がんを発症する可能性が低いことがわかっています。

（3）エクササイズ

日ごろから運動の習慣がある人とない人を比較した研究では、運動の習慣がある人は大腸がんを発症するリスクが約30～40%低いことが明らかになっています。

（4）飲酒量を減らし、タバコをやめる

過剰なアルコールの摂取と喫煙は大腸がんのリスクを上昇させることが多くの研究で明らかになっています。

アルコールの適切な摂取量はワインであれば1日150ml、ビールであれば1日350ml（缶1本）と言われています。

しかしながら、多くの医師は禁酒することを推奨しています。

（5）適正体重の維持

肥満は大腸がんを含む、12種類のがんのリスクと関連しています。

16歳以上の男女約500万人のデータを分析した2014年の研究では、適正体重よりも5kg増えるごとに複数のがんのリスクが高まると発表されました。

体重を減らすことだけでなく、お腹周りの脂肪が特に大腸がんのリスクを高めるため、腹部の脂肪を減らすことも重要です。

さて、長くなりましたが、今回のテーマ「抗生物質は大腸がんのリスクを高める」はいかがでしたか？

次回は「研究結果が続々！ルテインとゼアキサンチンが眼に与える利点とは」をご紹介します。

詳しい内容は次号をお楽しみに～★

それでは、次回【Vol.042】でまたお会いしましょう。

【Ｑ1】私はリシン+プラスとファンガソープEXを愛用しております。
リシン+プラスの効果的な服用をご伝授くださると幸いです。

【Ａ1】ドクターズチョイス リシン+プラスはアミノ酸の一種であるリシンを主成分としたサプリメントです。一般的にアミノ酸系のサプリメントは食事と一緒に摂取してしまうと、ほとんどがアルブミンというタンパク質の合成に使われてしまい、本来の働きをすることができなくなると言われております。

そのため、おすすめの摂取タイミングは空腹時や朝、就寝前となります。

食後であれば、なるべく2～3時間後ぐらいに、食事前でしたら30分前ぐらいにお召し上がりいただければと思います。

朝に1粒、夜に2粒でも、また3回に分けてお召し上がりになっても、1回にまとめてお召し上がりになっても構いませんが、サプリメントは毎日継続して摂取することが最も重要です。

そのため、お客様が一番継続しやすいタイミングでご摂取ください。

【Ｑ2】恥ずかしい話ですが、亀頭包皮炎に悩まされてます。

以前からファンガソープEXは使っていたんですけど、何となくはさっぱりするのですが、症状は変わらず、という感じでした。

ファンガクリームも使いましたが、最初の塗布で悪化してしまって怖くなり、現在は使用していません。

最近気がついたことですけど、患部に泡立てたファンガソープEXを塗ってそのまま2～3分放置してからしっかり洗い流すことを心がけて以来、症状の悪化がなくなりました。

これはたまたまなのか？それとも理にかなってるのでしょうか？

アドバイスいただければ幸いです。

また、ファンガクリームで症状が悪化したのもたまたまだったのか？

更なる予防としてファンガクリームを使うべきか否か？

こちらも合わせてアドバイスお願いします。

【Ａ2】ファンガクリームは個人の体質によって、配合されている天然成分のうちのいずれかにアレルギー反応が出る場合がございます。

塗布後に異変が感じられた場合は速やかに使用を中止していただき、しばらく使用を控え、様子を見てください。

その後、1日おきなど、使用頻度を減らして使用を再開するか、症状が改善されなければ、かかりつけのお医者様にご相談くださいますようお願い申し上げます。

ファンガソープEXに関しては、お客様の使用方法は理にかなっております。

取扱説明書の9ページにも記載しております通り、患部に泡立てたソープを塗ってそのまま2～3分放置（パック）してからしっかり洗い流すことで、症状の悪化を防ぐことができます。

ぜひ今後もファンガソープEXのパックを継続されることをおすすめいたします。

【Ｑ3】天然ルテイン40mgの保存方法について、長期保存（4か月程度）の夏場など、室温等などの条件を教えてください。

【Ａ3】天然ルテイン40mgを含むドクターズチョイスのすべてのサプリメントは、直射日光があたらない、涼しい場所に保管するようお願いしております。

直射日光の当たる場所や調理器具の近くに置くことは避け、扉がついている食器棚の中などに保管することをおすすめいたします。

室温に関しては、著しく上がるようでなければ特に問題はございません。

【Ｑ4】フローラケアプラスを摂ると短鎖脂肪酸は増えますか？

【Ａ4】はい、短鎖脂肪酸は腸内細菌が体内に取り込まれた食物繊維を発酵することによって産生されます。

このことから短鎖脂肪酸を効率的に増やすためには「十分な腸内細菌」と「食物繊維」が重要となります。

以下の食べ物を食べると、短鎖脂肪酸が増えやすくなると言われています。

【例】

1. サツマイモ、ジャガイモ、玄米等
2. りんご、ニンジン、グリーンピース、パプリカ等ペクチンが含まれる野菜やフルーツ
3. アーティチョーク、ネギ、ライ麦等に含まれるフラクトオリゴ糖

ドクターズチョイス フローラケアプラスには、フラクトオリゴ糖が配合されておりますので、短鎖脂肪酸を増やすのに大いに役立ちます。