ビューティー＆ヘルスリサーチ通信

お客様

こんにちは、商品開発チームの中村です。

梅雨の時期になりましたね。みなさんは雨が好きですか？

私は日本に住んでいた頃は雨が苦手で、この時期は外出が億劫でした。

しかし、ロサンゼルスに来てからは滅多に雨が降らないので、「恵みの雨」だと感じるようになり、雨を楽しめるようになりました。

では、そろそろ本題に入りましょう。

今回のテーマは「ルテインとゼアキサンチンが眼に与える利点とは」です。

以下の3つのトピックに分けてお話ししていきます。

1. 黄斑変性症や白内障のリスクを減らす
2. ブルーライトを遮断
3. 糖尿病性網膜症の発症予防に効果的

1. 黄斑変性症や白内障のリスクを減らす

眼の栄養について考えたことはありますか？

眼を健康に保ち、生涯を通して視覚を正常に機能させるためには、眼の栄養バランスにも気を配りましょう。

特に知っておきたい眼の栄養素が「ルテイン」と「ゼアキサンチン」です。

ルテイン、ゼアキサンチンは黄斑変性症や白内障のリスクを減らす可能性があるとして、非常に注目されています。

ルテインとゼアキサンチンはいずれもカロテノイドの1種で、ホウレンソウやケールのような濃い緑色の葉物野菜に豊富に含まれています。

加齢や喫煙、紫外線を浴びることにより減少することが知られているルテインやゼアキサンチンは、どちらも体内で作ることができない成分であるため、食事からの摂取が必要です。

しかし、食事だけで充分な量を毎日摂取するのは難しく、サプリメントで補う必要があります。

有益な効果を得るために1日に少なくとも6～10mgのルテインを、特に眼病に悩んでいる場合は12～40mgの摂取が望ましいと言われています。

また、米国眼科学会及び国立眼科研究所によるとゼアキサンチンの推奨摂取量は2mgとされています。

2. ブルーライトを遮断

昨今、多くの人々がさらされ問題になっている「ブルーライト」をご存じですか？

ブルーライトとはパソコンやスマートフォン、テレビ、ゲーム機などのLEDディスプレイから発せられる強力な青色光のことを指します。

紫外線と波長が近い 380〜500 nmの光で、可視光線の中でも非常にエネルギーが高く、網膜にまで到達します。

ブルーライトを浴びると「眼精疲労を引き起こす」「睡眠の質が落ちる」という話は有名ですが、最近では「肌に与える悪影響」も問題視されています。

ブルーライトをたった1時間照射するだけで肌色が変色し、照射終了の3週間後まで残る色素沈着を引き起こすというデータもあります。

残念ながら、ブルーライトを浴びずに生活するのはほぼ不可能です。

しかし、ルテインやゼアキサンチンによってブルーライトから眼を守ることはできます。

黄斑部のルテインやゼアキサンチンは、ブルーライトを含む網膜の下に届く有害な高エネルギーの光を吸収・遮断し、さらにその抗酸化作用により活性酸素を消去する働きがあります。

これらの作用によって、細胞の酸化による網膜の変性を防ぎ、眼の健康を維持できると考えられています。

3. 糖尿病性網膜症の発症予防に効果的

2014年に発表された研究では、ルテインとゼアキサンチン、リポ酸、オメガ-3脂肪酸を含む栄養補助食品は、糖尿病ラットの網膜症の発症を予防するのに効果的であることが証明されました。

デトロイトの研究者達は、網膜の酸化ストレスと炎症に対する糖尿病性網膜症の発症に対するカロテノイド含有のサプリメントの効果を調査しました。

糖尿病が確認されたラットを2つのグループに分け、片方のグループのラットは栄養補助食品（ルテイン、ゼアキサンチン、リポ酸、オメガ-3脂肪酸）を含む食事が与えられ、もう片方のグループのラットは補助食品なしの食事が与えられました。

11か月後、それぞれのグループのラットの網膜を下記の項目において評価しました。

（1）網膜の血管の変化
（2）細胞の損傷
（3）糖尿病性網膜症に特徴的なその他の網膜の変化

実験の結果、栄養補助食品を摂取しなかったラットでは、糖尿病による網膜血管の損傷は、追加の栄養素を摂取したラットよりも3〜4倍大きいことがわかりました。

研究者らは、この研究で使用された栄養補助食品は糖尿病性網膜症を予防し、正常な網膜機能を維持したと結論付けました。

今後ヒトを被験者とした臨床試験が必要にはなるものの、この動物実験で使用されたサプリメントは糖尿病患者の糖尿病性網膜症を抑制する可能性があるとして注目されています。

さて、長くなりましたが、今回のテーマ「ルテインとゼアキサンチンが眼に与える利点とは」はいかがでしたか？

次回は「日本人の7割が陥る？有害物質も取り込んでしまうリーキーガットとは」をご紹介します。

詳しい内容は次号をお楽しみに～★

それでは、次回【Vol.043】でまたお会いしましょう。

【Ｑ1】ドクターズチョイス ファンガソープEXをしばらく使ってなかったのですが、ここ数日、泡立てた時の臭いが以前と変わってきたように感じています。

購入してから1年近く経っています。

使用期限はあるのでしょうか？さすがにもう買い換えたほうがいいでしょうか？

【Ａ1】開封前でしたら2年、開封後は1年以内にお使いください。

においが変、液体の分離、泡立ちが悪いなど、いつもと違うなと感じたらご使用を中止してください。

使用期限内であっても、保管環境（お風呂場などの湿度が高い場所）などにより、劣化が早く進む場合がございます。

【Ｑ2】カンジダクリアスーパーとフェミプロバイオを飲んでいます。

あと他に、ラクビという酪酸菌サプリと豊潤サジードリンクや、ダイエットのカロリミットも飲んでます。

これらの飲み合わせや副作用、飲む時間をずらした方が良いなど、アドバイスをいただけると嬉しいです。

【Ａ2】サプリメントは食品ですので、基本的にサプリメント同士の飲み合わせを気にする必要はございません。

ただし、重複する成分があった場合、過剰摂取にならないようお気を付けください。

【Ｑ3】私は子宮筋腫と多嚢胞性卵巣症候群と卵管留水症を患っていて、去年の1月に子宮と卵管を摘出手術しました。

しかし、多嚢胞性卵巣症候群は残っている状態で多嚢胞性卵巣症候群の特徴で、ダイエットしていますが、痩せにくい状態です。

また、顔や頭皮のベタつきが酷いのですが、こちらのマイタケオールは私のような子宮がない多嚢胞性卵巣症候群でも効果あるのでしょうか？

多嚢胞性卵巣症候群の症状を軽減したいと思い、購入を考えています。

【Ａ3】多嚢胞性卵巣症候群と卵管留水症をお持ちのこと、お辛い状況だとお察しいたします。

多嚢胞性卵巣症候群は原因が特定できないものの、多嚢胞性卵巣症候群を患っていることにより、”インスリン抵抗性（インスリンの働きが悪くなっている状態）”を招いていることがあります。

つまり、インスリンの働きが悪いために肥満になりやすく、体が疲れやすくなる状態です。

インスリンの働きが悪い場合、血糖値を急激に上昇させる状態を作らないことが大切です。

基本的には糖分や炭水化物を控えるなど食事制限や運動が効果的と言われています。

ドクターズチョイス マイタケオールには、インスリンの抵抗性を改善するマイタケから抽出した成分、グリコプロテインを高配合しております。

さらに、血糖値を抑制する成分も配合しており、天然成分のみを使用しておりますので副作用の心配もないことから、多くの多嚢胞性卵巣症候群でお悩みの方にリピートいただいている商品です。

しかしながら、お客様の体調や体質により、効果の実感の仕方には個人差がございますので、ご心配の場合はかかりつけのお医者様に成分をお見せになっていただくことをおすすめいたします。

また、弊社は医療機関ではございませんので、メディカルアドバイスはできかねますことを何卒ご了承くださいませ。

【Ｑ4】ダイエットしたくて、徹底デトックスプログラムセットを購入したのですが、初日から下痢っぽくなりました。

このまま飲み続けても大丈夫でしょうか？

【Ａ4】個人差がありますが、デトックスルーの摂取によりおなかが緩くなる場合があります。

その際は使用を一旦1日1袋にするか、使用を中止してください。

プレミアムスーパーフード、レバーサポートEX、フローラケアプラスは引き続きご使用いただけます。