ビューティー＆ヘルスリサーチ通信

お客様

こんにちは、商品開発チームの中村です。

みなさんはビタミンB9を毎日十分に摂取できていますか？

ビタミンB9といわれるとピンとこないかもしれませんが、「葉酸」といえばわかる人も多いのではないでしょうか？

今回は、ビタミンB9（葉酸）の知られていない効果について、最新の研究結果をもとに紐解いていきます。

1. 葉酸は年齢とともに減少する
2. 葉酸と脳
3. 葉酸とアスリート

1. 葉酸は年齢とともに減少する

葉酸（ビタミンB9）は赤血球および白血球の産生、脳の発達、DNAの合成、さまざまな代謝プロセスに関係しており、炭水化物をエネルギーに変換するのに必要なビタミンでもあります。

私たちは体内で葉酸を生成することができないため、食事から摂取する必要があります。

葉酸は菜の花や枝豆、ほうれん草などに多く含まれていますが、実は十分に摂取できていない人も多く、年齢とともに葉酸欠乏症の患者数は増加していきます。

2018年に公開された大規模な研究において、葉酸の欠乏率は50～60歳では14%まで上昇し、80歳以上では23%に達しています。

別の角度から本研究を見ると、50歳以上の成人では、たった8～9%の人しか葉酸を十分に摂取できていない状態だということがわかりました。

この8～9%の葉酸を十分に摂取できている人に共通していることがありました。

それは「サプリメントで日常的に葉酸を補っている」という点です。

2. 葉酸と脳

葉酸は健康な脳の発達に非常に重要な成分です。

葉酸を適量摂取することは、育ち盛りの乳児期や青年期だけでなく、お腹の中で赤ちゃんが細胞分裂を繰り返す、妊娠中においてもとても重要です。

特に、妊娠中は胎児の細胞分裂が盛んなため、葉酸が不足すると二分脊椎症などの神経管閉鎖障害の発症リスクが高くなることがわかっています。

1990年代にアメリカでは、このような新生児障害のリスクを減らすために穀物系の食品に葉酸を添加するように食品メーカーに義務付けました。

その結果、今では妊娠中の女性だけでなく、男性や年配の人も、普段の食事から積極的に葉酸を補えるようになりました。

2018年に発表されたJAMA精神医学の研究では、妊娠中に母親が十分な量の葉酸を摂取することは、生まれてきた子供の精神病と自閉症の発症を抑止すると報告されています。

別の研究では、妊娠中に母親が800マイクログラム以上の葉酸を摂取した子供は、母親が農薬にさらされた場合でも、自閉症スペクトラム障害（ASD）を発症するリスクが有意に低かったことがわかっています。

葉酸の摂取量が800マイクログラム未満で、農薬にさらされた母親は、800マイクログラム以上の葉酸を摂取し農薬にさらされなかった母親と比較して、ASDを発症した子供を持つリスクがはるかに高くなることがわかっています。

妊娠中の十分な量の葉酸の摂取は、子供の肉体にも精神にも大きな影響を与えるということです。

3. 葉酸とアスリート

アスリートは過酷なトレーニングを日々行うため、心臓に大きな負担がかかります。

通常、激しいトレーニングは健康を促進することが多いのですが、過剰な場合は心血管疾患に関連する危険因子を増加させる可能性があります。

新しい研究では、激しい運動が体内の葉酸レベルを低下させ、時間の経過とともに心臓の健康に悪影響を及ぼす可能性があることを示唆しています。

集中的かつ長期的なトレーニングは、ホモシステイン（必須アミノ酸のひとつであるメチオニンの代謝における中間生成物）のレベルの上昇と相関関係があり、これは、認知症やアルツハイマー、心臓発作、脳卒中、神経変性の問題のリスク増加に関連しています。

葉酸を含むビタミンB群はホモシステインレベルを低下させることが示されており、葉酸の補給は運動による心疾患のリスクを下げるのに役立つことが報告されています。

別の研究では、1日あたり10 mgの葉酸摂取を4週間継続することで、内皮機能障害と診断されたプロのバレエダンサーの血管機能を改善したと示されています。

これは、葉酸が心臓病のリスクを低下させる可能性があることを示唆しています。

さて、今回は葉酸の重要性についてお話ししました。

葉酸は脳にも心臓にも、非常に重要な成分ということがご理解いただけたのではないでしょうか？

次回は「3日で身体をリセット！正月疲れから早く回復する方法」をご紹介します。

詳しい内容は次号をお楽しみに～★

それでは、次回【Vol.049】でまたお会いしましょう。

【Ｑ1】「アルギニン5000シトルリン2000プラス」を飲んでいますが、服用後、正座したあとのようにしびれを感じることあります。

また、高カリウム血症をおこしたことがあるため、アルギニンに「カリウム」が含まれているのかを知りたいです。

【Ａ1】カリウムが配合されている場合、1日の摂取量としてラベルに表記されます。

ですので、体内に影響を与える量のカリウムは、アルギニン5000シトルリン2000プラスには含まれておりません。

また、お召し上がり後にしびれ等を感じるという報告はこれまで受けたことがありませんので、ご心配であれば、かかりつけのお医者様にご相談いただき、「アルギニン5000シトルリン2000プラス」の成分を提示してください。

【Ｑ2】ストレスに効くサプリメント等はありますか？

【Ａ2】ストレスをお持ちのこと、お辛いこととお察し致します。

ストレスといってもいろんな原因がありますため、まずはストレスがどのような要因から来ているのかを考えること、その解決策を見出すことも重要と考えております。

ストレスの原因になる要因はございませんか？

• 小麦粉、砂糖、添加物を多く含む食品を好んで食べる
• 寝不足
• 運動不足
• 暴飲暴食、アルコールの飲みすぎ
• うまく行っていないことばかりに意識が集中してしまう

もし上記にひとつでも当てはまるようであれば、処方箋やサプリメントに頼る前に一度、生活習慣を見直されることをおすすめいたします。

弊社が取り扱う製品では、2つの製品をおすすめします。

【ドクターズチョイス PMSフリー】
https://bandh.org/he-dc-pm.html

PMSフリーには、ストレスによって高まる交感神経を抑制したり、イライラを軽減したりするエッセンシャルオイルが含まれております。

例として以下をご紹介します。

ラベンダー・・ラベンダーに含まれるリナロール成分が副交感神経を興奮させ、交感神経を抑制します。

イランイラン・・リラックス効果に優れ、緊張・不安・怒りを鎮めます。

コパイバ・・ストレスの軽減・緩和のサポートをします。

ベルガモット・・精神的なストレス軽減に役立ちます。

ゼラニウム・・・不安定な心身を安定させ、ストレスによるトラブルを緩和します。

パチュリ・・イライラを鎮めるよう心へ働きかける作用により、ストレスによる過食を抑える効果もあります。

生理前以外の日でもイライラやストレスを感じる時にはPMSフリーを塗ったり、香りを嗅いで深呼吸したりすることをお試しください。

【ドクターズチョイス プレミアムオメガ3】
https://bandh.org/su-dc-omg.html

オメガ3を摂取することで不安症状を軽減するというデータが出ております。
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2018/0915/index.html

【Ｑ3】父が寝たきりでバルーンカテーテルを装着していますが、バルーンカテーテルを入れてから膀胱炎を繰り返しています。

バルーンカテーテル装着者にもクラジンプラスは効果が期待できますでしょうか？

【Ａ3】弊社は医療機関ではありませんので、メディカルアドバイスはできかねますことを何卒ご了承ください。

しかしながら、バルーンカテーテルを装着することにより、細菌がたまりやすくなり、尿路感染症（膀胱炎）にかかりやすくなります。

ドクターズチョイス　クランジンプラスには、細菌を洗い流す作用のある天然成分を配合しておりますため、尿路感染症の予防に有効であると思います。

一度かかりつけのお医者様にご相談いただき摂取が問題ないようでしたら、ぜひ一度、ドクターズチョイス　クランジンプラスをお試しいただければ幸いです。

万が一、効果をご実感いただけないようであれば、90日全額返金保証制度をご利用ください。