NHKくらしの解説「腸内細菌」の要約。●●種の善玉菌と●●●●を摂って疲れない体づくりを
腸内環境が健康状態に影響を与えることをご存知の方が多いかもしれません。「腸内環境を整えたい」と考え、善玉菌が含まれるヨーグルトを毎日食べるなど気を使っている方もいるでしょう。
しかし、腸内環境の整え方としてそれだけでは完全とはいえないことがわかりました。
ここでは、腸内環境が整うことのメリットを確認しながら、腸内環境を良好に保つための3つのポイントをお伝えします。
腸内細菌とは
腸内、おもに大腸には、およそ1000種類、100〜1000兆個の細菌が棲んでいるといわれています。
腸内細菌の種類は、食べ物や加齢、ストレスなどによって変化するといわれ、人によってもさまざまです。
腸内細菌により腸内環境が整うことのメリット
腸内細菌には以下のような働きがあります。
- 食中毒菌や病原菌による感染を予防する
- 発がん性をもつ腐敗産物が作られることを抑える
- 健康に欠かせないビタミンB群やビタミンKなどを作る
- 体の免疫機能を高める
- アレルギー症状を軽減する
- 動脈硬化や心筋梗塞などの危険性を高める血中コレステロール濃度を低下させる
腸内細菌は腸内環境を良好に保つことに欠かせない存在です。
腸内細菌により腸内環境が整うことで、多くのメリットがあることがわかります。
注目!腸内細菌で「持久力を高める」
これまでも、腸内細菌は私たちの健康に大きく影響を与えることは知られていましたが、慶應義塾大学と青山学院大学などの共同研究により、「持久力を高める」ことに関係していることが明らかになりました。
男子の長距離走ランナー48人の腸内細菌を調べたところ、腸内細菌「バクテロイデス・ユニフォルミス」が多くいることがわかったのです。そして、この腸内細菌の数が多いほど3,000メートル走のタイムが速かったと報告されています。
参考:https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.add2120
https://www.aoyama.ac.jp/post06/2022/news_20230126_01
腸内環境を良好に保つための3つのポイント
感染症を予防し免疫力を高めるほか、持久力を高めることもわかった腸内細菌ですが、腸内細菌の働きにより良好な腸内環境を保つためにはポイントがあります。
- 善玉菌を摂取するだけではNG
- 短鎖脂肪酸を増やすことも大切
- 多種多様な善玉菌を摂取する
それぞれについて詳しく確認していきましょう。
1. 善玉菌を摂取するだけではNG
腸内細菌には、乳酸菌やビフィズス菌といった「善玉菌」と大腸菌などの「悪玉菌」があることはご存知の方も多いでしょう。「腸に良い働きをする善玉菌の摂取を意識している」という方もいるかもしれません。しかし、腸内細菌の働きを高めるためには「オリゴ糖」を一緒に摂ることが重要です。
先ほど紹介した研究で、腸内細菌のエサとなる「オリゴ糖」を摂取したグループは、8週間後、腸内細菌「バクテロイデス・ユニフォルミス」が増殖。摂取前と比較してエアロバイクのタイムが短縮し、運動後の疲労感も軽減されたことが示されています。
腸内細菌の働きによる効果を十分に得たいと考えるなら、善玉菌だけを摂取するのではなく、オリゴ糖も一緒に摂ることを心がけましょう。
2. 短鎖脂肪酸を増やすことも大切
持久力を高めて疲れにくい体を作るためには、短鎖脂肪酸を増やすことも大切です。
慶應義塾大学と青山学院大学などの共同研究では、腸内細菌のバクテロイデス・ユニフォルミスが「短鎖脂肪酸」を作り、持久運動のパフォーマンスを向上させている可能性が示唆されました。これは、肝臓に働きかけてエネルギーを作り、そのエネルギーが全身の筋肉に供給されることで持久力が高められるためと考えられています。
短鎖脂肪酸は脂肪酸の一種で、大腸で善玉菌が食物繊維やオリゴ糖などのエサを食べて分解されることで作られます。そのため、短鎖脂肪酸を増やすには、善玉菌、食物繊維、オリゴ糖の3つを全て摂取することが必要です。
短鎖脂肪酸は、大腸の炎症抑制、粘膜の修復、免疫の調整などにも影響していることがわかっており、健康維持のために必要不可欠です。また、短鎖脂肪酸の合成が低下すると、肥満・2型糖尿病を発症するともいわれています。善玉菌や食物繊維、オリゴ糖を摂取し、短鎖脂肪酸が合成される環境を積極的に作ることを心がけましょう。
参考
https://www.asahi.com/relife/article/12575772
https://institute.yakult.co.jp/dictionary/word_3163.php
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsmid/43/1/43_63/_pdf/-char/ja
https://www.eiken.co.jp/uploads/modern_media/literature/2017_02/005.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/104/1/104_57/_pdf
3. 多種多様な善玉菌を摂取する
理想的な腸内環境を保つには、できるだけ多様な善玉菌を摂取することが推奨されています。冒頭でお伝えした通り、腸内細菌は1000種類存在するといわれ、ビフィズス菌だけで約50種、乳酸菌は200種類以上といわれています。
このように多種多様な腸内細菌は、それぞれ性質や役割が異なります。互いに影響しあって連携し、総合力で腸内環境を整えています。また、また、腸内細菌は人によって合う・合わないがあるため、できるだけ多くの種類の善玉菌を摂ることがおすすめです。
さまざまな腸内細菌を摂取するには、食生活の偏りをなくす必要があります。善玉菌が摂れるチーズやヨーグルト、納豆、漬物などの発酵食品のほか、善玉菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維が含まれる豆類や根菜類、果物、キノコ類、海藻類など幅広い食品を食生活に取り入れましょう。
腸内細菌を増やすドクターズチョイスのサプリメント
腸内環境の状態は自分でも自覚しやすいことが特徴です。便秘など便の状態に悩まれている方は腸内環境が悪化していることが疑われます。品質の良いサプリメントで、積極的に腸内細菌を摂り入れることをおすすめします。
医療レベル!「ドクターズチョイスのフローラケアプラス」
ドクターズチョイス フローラケアプラスは、8種類の乳酸菌と4種類のビフィズス菌を合計500億個配合、さらに食物繊維とオリゴ糖も含まれた善玉菌サプリメントです。
腸内環境を良好に保つには、多種類の善玉菌摂取が推奨されていますが、善玉菌サプリの中には1種類の乳酸菌と1種類のビフィズス菌しか含まれていないものもあります。善玉菌サプリメントを選ぶ際は、配合されている善玉菌が何種類含まれているか注意してください。
ドクターズチョイス フローラケアプラスは、以下の条件を満たした医療レベルの善玉菌サプリメント。
- 善玉菌を9種類以上配合
- 1日で500億個の善玉菌を摂取可能
- 食物繊維とオリゴ糖も配合
なかには、2〜3日で効果の出る方もいらっしゃいます。
飲み続けることで「疲れにくくなった」「下痢や便秘が解消された」「体調を崩さなくなった」
などの効果を体感いただけるはずです。
「フローラケアプラスとプレミアムスーパーフードのセット」
食生活は腸内環境に影響を与えます。野菜不足など食事に偏りがある方には、「プレミアムスーパーフード」とのセットがおすすめです。
偏った食生活が続くと、腸内の善玉菌の種類は減ってしまうといわれています。腸内環境を良好に保つためには、栄養素をバランスよく摂らなければなりません。
ドクターズチョイスのプレミアムスーパーフードは、ケールや大麦若葉を含む22種類のスーパーフードのほか、6種類の酵素と4種類の乳酸菌を配合。6皿分のスーパーフードを、たったのスプーン1杯で摂取可能です。
また、72時間発酵することで栄養価を引き出し、豊かな栄養素が酵素の力で体内に無駄なく吸収されるように作られています。
「なるべく簡単に、高品質な栄養素をバランスよくたっぷり取り入れたい」
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