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【医師監修】いんきんたむし。普通の石鹸で洗うと悪化する理由。自宅で治す方法
このページの内容は下の動画でもご覧いただけます。(約8分)
◇目次◇
その症状、本当に「いんきんたむし」?それとも「湿疹」?【見分け方】
この二つの違いは、
原因がカビなのかどうか、
ということです。
「いんきんたむし」
白癬菌(はくせんきん)というカビが増殖することによって発症します。
強いかゆみを伴い小さなブツブツや水ぶくれ等の湿疹がお尻や太もも付近に広がります。
「湿疹」
カビが原因ではありません。
汗やムレ、通気性の悪さによって衣服が擦れることで、湿疹やただれ、痒みなどの炎症が起こります。
男性の「いんきんたむし」の症状
男性の場合、強いかゆみを伴った小さなブツブツや水ぶくれなどの湿疹がお尻の外側や太もも辺りに広がります。
陰嚢(睾丸・金玉)やペニスには発症しません。
陰嚢やペニスに湿疹やかゆみが出ている場合は、陰嚢湿疹(いんのうしっしん)や亀頭包皮炎(きとうほうひえん)などの可能性が考えられます。
<男性のいんきんたむし画像>
Reference: https://www.nizoralshop.com/en/content/39-jock-itch-rash
女性の「いんきんたむし」の症状
女性の「いんきんたむし」の症状はお尻の付け根のあたりから発症することが多く、デリケートゾーンや太ももに湿疹が広がります。
「いんきんたむし」によって、おりものに変化が起こることは一般的にはありません。おりもののニオイがきつくなったり、カッテージチーズのように固形っぽく固まる場合は「カンジタ膣炎」の可能性が高いと言えます。
<女性のいんきんたむし画像>
・Reference: https://howtocurefast.org/rash/rash-on-buttocks-symptoms-causes-pictures-treatment-get-rid/
・Reference: https://www.allhealthsite.com/jock-itch-pictures-causes-symptoms-and-treatment.html
普通の石鹸で洗うと、なぜ「いんきんたむし」が悪化するの?
「いんきんたむし」の原因であるカビの一種、
「白癬菌(はくせんきん)」は、皮膚に存在する常在菌です。
常在菌の中には、良い働きをする菌もいれば、悪い働きをする菌もいます。
皮膚の上では、良い菌と悪い菌は皮膚上で勢力争いをしている状態です。
さらに、白癬菌などの悪い菌(「いんきんたむしの菌」)は皮膚の中に根を張っている状態です。
普通のボディソープやせっけんでゴシゴシ洗ってしまうと、汚れは落ちます。
ですが、根を張っている「いんきんたむしの菌」など悪い菌は洗い流す事ができません。
逆に汚れと共に良い菌は洗い流されてしまいます。
悪い菌が勢力争いに勝った状態になり、一気に「いんきんたむし」の菌が増殖してしまいます。
これが、「いんきんたむし」になったら絶対に普通の石鹸で洗ってはいけない。
という理由です。
普通の石鹸で洗うとかえって悪化させてしまうのです。
では、どうしたら良いのでしょう?
「いんきんたむし」の原因菌(白癬菌)を殺す成分の入った薬用石鹸を使いましょう。
その成分については後ほどご説明します。
その前に、はたして「いんきんたむし」は放っておいても自然に治るのか?についてご説明します。
いんきんたむしは自然治癒するの?
「いんきんたむし」の菌を移されて数日以内であれば、「いんきんたむし」の菌を殺す成分の入ったソープで日々洗っていれば自然治癒します。
(菌が根を張る前に殺して洗い流してしまうからです)
ですが、一旦菌が根を張ってしまうと、自宅で治す事はできますが、放っておいて治る(自然治癒)はあり得ません。
「いんきんたむし」を殺菌する成分とは?
「いんきんたむし」、つまり白癬菌をしっかり洗い流す成分でおすすめなのが、
「ティーツリーオイル」です。
「ティーツリーオイル」は、白癬菌(はくせんきん)やカンジタ菌などの幅広い種類の真菌(カビ)や細菌に対して強い殺菌力がみられ、その殺菌力は99.9%ということが証明されています。
植物由来で副作用もほとんどないことから「自然の抗真菌薬」として広く知られています。
なので「湿疹」や「傷」にも有効です。
「いんきんたむし」なのか「湿疹」なのかよくわからない人にもお勧めの成分です。
<ティーツリーオイルの注意点>
ティーツリーオイルは植物由来のため、安心安全で、これ1つでカンジタ菌を始め、さまざまな細菌や真菌を殺菌できます。
ただし、とても強いオイルです。
決して原液で使用してはいけません。皮膚に大きなダメージを起こします。
必ず適切に希釈された物を使いましょう。
ドクターズチョイスでは、副作用なく、
「いんきんたむし」の原因菌も「湿疹」や「傷」にも有効なティーツリーオイルを配合した、ファンガソープEXとファンガクリームを開発しました。
「いんきんたむし」及び「湿疹」完治まで、日ごろのケアのポイント
既に「いんきんたむ」しの症状があり痒みもある方。
毎日、お風呂では、ファンガソープEXを使って「いんきんたむし」の菌を殺しながら皮膚を清潔にしましょう。
「いんきんたむし」は皮膚の接触やタオルなどの共有で移る事が多いです。
その様な機会の多い人は、日々「いんきんたむし」の菌が根を張らないように、日々菌を洗い流す習慣をつけておきましょう。
皮膚をきれいにした後は、ティーツリーオイル成分を皮膚に浸透させ「いんきんたむし」の菌を殺す為にファンガクリームを塗りましょう。
【完治までの目安は、1か月~3か月】
皮膚のターンオーバーは、30日と言われています。
新しい皮膚に生まれ変わり、「いんきんたむし」の菌の根が無くなるまで治療を続ける事がとても重要です。
数日でも怠ると、すぐに「いんきんたむし」の菌は広がり、また根を深く張り始めますので根気よく続けてください。
大事な事は、かゆみが無くなって完治したと思っても、絶対に2~3か月は止めない事。
「いんきんたむし」は、すぐに再発するので注意しましょう。
完治してもすぐに感染する「いんきんたむし」。その対処法は?
苦労してやっとのことで「いんきんたむし」が完治しても、すぐに感染してしまう可能性があります。
パートナーなどがいんきんたむしの菌を持っていたらほぼ感染してしまいます。
対処法は、
- パートナーも一緒に「いんきんたむし」の治療をしてもらう
- パートナーから日々、「いんきんたむし」の菌を移されても根を張る前に毎日ファンガソープEXで洗い流す
折角苦労して治した「いんきんたむし」
完治した後もメンテナンスを怠らないよう注意してください。
いんきんたむしの原因「白癬菌(はくせんきん)」を殺菌する成分の入ったソープで、日ごろからメンテナンスすることです。
この記事の監修ドクター
自然療法医 ヴェロニカ・スコッツ先生
ブラジルのリオグランデドスル・カトリック大学認定の自然療法専門医。アメリカ、カナダ、ブラジルの3カ国で認定された国際免許を取得しており、専門医として自然由来のサプリメントに関する知識と精密な現代科学のデータを組み合わせて診断や治療を行っています。自身のフィットネスインストラクターとしての16年間の経験を活かし、多くの患者が抱える肉体的な問題だけでなく、精神的な問題も含めて、自然由来のサプリメントを用いた新しい“先見的な予防医学”にも注力しています。