【片頭痛・緊張型頭痛】最新治療と自宅でできる対処法
突然襲ってくる頭痛は、仕事や日常生活に支障をきたすこともあり、「もう勘弁して!」と悩まれている方も多いかと思います。日本では、実に4人に1人が頭痛に悩んでいるともいわれています。
でも、大丈夫!
頭痛はタイプごとに適した対処方法があります。
この記事では、片頭痛や緊張型頭痛の最新治療や、自宅でできる対処法をご紹介。
薬を使わずに痛みを和らげる即効性のある方法にも迫ります。
頭痛対策の秘訣は「タイプの見極め」
頭痛対策を行う上では、頭痛のタイプを見極めることが重要です。代表的な3つの頭痛の特徴をまとめたので、どのタイプに当てはまるか、まずはチェックしてみましょう。
1.頭全体が締め付けられる「緊張型頭痛」
緊張型頭痛は、肩や首のこり、精神的なストレスがある人に
多く見られる頭痛です。
主な症状
- 頭全体に重さや締め付けるような痛みを感じる
- 肩こりや首のこりがある
- ギリギリ我慢できる痛み
- 体を動かしても、痛みは悪化しない
- 吐き気や嘔吐はない
頭痛を引き起こす要因
血行不良(長時間のデスクワークや、姿勢の悪さなど)、眼精疲労、筋肉や首のゆがみ、精神的なストレス
2.頭の片側がズキズキと痛む「片頭痛」
片頭痛は、遺伝などのさまざまな要因によって起こります。
特に女性は、ホルモンの変動が大きいことから、片頭痛を感じやすいことが多いです。
主な症状
- 頭の片側が脈打つように痛む
- 仕事に支障をきたすほどの痛みがある
- 体を動かすと、痛みが悪化する
- 光と音に敏感になる
- 吐き気や嘔吐を伴うことがある
頭痛を引き起こす要因
遺伝(親が片頭痛持ち)、ホルモンバランスの変化、光や音の刺激、体内時計の乱れ、ストレスなど
3.片方の目の奥が激しく痛む「群発頭痛」
群発頭痛は、比較的稀なタイプですが、20〜40代の男性に多く見られます。
慢性的な激しい痛みにより日常生活への影響が大きい病気です。
主な症状
- 片側の目の奥が激しく痛む
- 痛みがある側に目の充血・涙・鼻づまりがある
- 痛みでじっとしていられない
- 夜間や就寝中など、決まった時間帯に起こる
- 1〜2ヶ月、毎日のように繰り返す
頭痛を引き起こす要因
体内時計の乱れ、飲酒、タバコ、気圧の変化、ホルモンの影響、遺伝など
頭痛が起きるメカニズム
頭痛はそのタイプによって、メカニズムや治療方法が大きく異なります。
「緊張型頭痛」は、血管の収縮により血行が悪くなり、疲労物質や痛みの物質が筋肉にたまることで起こります。不自然な姿勢で長時間デスクワークをしたり、心配事などの精神的ストレスが原因で、毎日のように痛みが続くのが特徴です。
一方、「片頭痛」と「群発頭痛」は、頭の中や目の奥にある血管が拡張し、神経を刺激することで痛みが起こります。
これらの頭痛の原因には、遺伝による影響も示唆されています。環境の変化や心身のリズムの変化、ホルモン異常などに対して、脳が敏感に反応する誘発因子を持っていると、片頭痛や群発頭痛が生じやすいためです。
この誘発因子は、最初に脳の視床という部分に伝えられます。すると視床下部が、心身のリズムをコントロールしている「セロトニン」という脳内物質の量を減少させます。
セロトニンが減ると、脳内の三叉神経が上手くコントロールできなくなり、血管拡張物質が放出されることで痛みが生じます。
このように、同じ頭痛でも、血管が収縮する「緊張型頭痛」と、血管が拡張する「片頭痛」「群発頭痛」では、実は、真逆のことが起きているのです。
緊張型頭痛 | 片頭痛 | 群発頭痛 | |
---|---|---|---|
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|
症状 |
・頭の両側が痛む ・肩や首のこり |
・頭の片側が痛む ・吐き気や嘔吐を伴う ・光や音に敏感になる |
・片側の目の奥が痛む ・毎日、決まった時間帯に起こる |
原因 | 血管収縮 | 血管拡張 | 血管拡張 |
とは言え、緊張型頭痛と片頭痛は、いずれも首の後部の痛みから始まることが共通していますから、どちらの型の頭痛か、見極めることが重要になります。
病院での治療法
頭痛の痛み対策には、アスピリンをはじめとする鎮痛薬が処方されます。この他にも、頭痛の根本治療として、病院では次のような治療が受けられます。
緊張型頭痛
緊張型頭痛の予防治療としては、「筋弛緩薬」「抗うつ薬・抗不安薬」の処方や、マッサージ・温熱療法などの「理学療法」が行われています。
ただし、緊張型頭痛の原因の多くは、生活スタイルによるもの。長時間の同じ姿勢や、姿勢の悪さ、眼精疲労、ストレスなど、血管の収縮を招く原因を改善することが、根本治療の早道となります。
片頭痛・群発頭痛
近年は、片頭痛や群発頭痛を根本から改善する薬が開発されています。その薬が、血管拡張を抑える「トリプタン系薬剤」や「CGRP抗体薬(注射)」です。
⚫︎ トリプタン系薬剤
トリプタンが減少したセロトニンの代わりに三叉神経に働きかけることで、血管を拡張させる物質の放出を抑え、痛みを根本から解消します。トリプタン系には5種類の薬があり、体質によっては、吐き気、嘔吐、倦怠感、血圧上昇、胸部症候群などの副作用が出る可能性も。とくに心疾患患者の場合、血管収縮作用により心筋への血流を低下させる恐れがあるので注意が必要です。遺伝体質の違いなどによって、効き方にも差が出るため、自分に合った薬剤を探す必要があります。
⚫︎ CGRP抗体薬(注射)
血管を拡張させる物質自体をブロックする注射です。数ヶ月の服用が必要なトリプタン系薬剤とは違い、副作用が少なく、月に1回の注射を続けるだけで片頭痛を予防できるのが魅力です。副作用としては、一部の患者でアナフィラキシーや便秘などが報告されていますが、比較的、安全性は高く、トリプタン系薬剤が不向きな高血圧や心疾患のある患者でも使用しやすいとされています。ただし、費用は高額です。医療費の自己負担3割の場合で、初月は約27,000円、2ヶ月目以降は約13,500円の費用がかかります。
今すぐ痛みを抑えたい!自宅で頭痛を解消できるアイテムとは?
病院での治療は費用が高く、症状が改善するまでは長期戦になります。薬によっては、副作用が出るリスクもあるので、なかなか気軽に使うこともできないですよね。
そこで、
- 自宅で今すぐ痛みを解消したい
- 薬を飲む頻度を減らしたい
- 副作用なく、痛みを和らげたい
という方へ向けて開発されたおすすめアイテムが、
ドクターズチョイスの「ヘッドクリア」です。
自然療法医スコッツ博士と共同開発した「ヘッドクリア」は、“薬”ではなく、 臨床試験で効果が実証された9種の“天然エッセンシャルオイル”で頭痛を和らげます。
POINT① 最短15分で痛みをすぐに解消!
ロキソニンなどの鎮痛薬は、痛みが出てから薬を飲んでもなかなか効かないのがツライところ。その理由は、薬は肝臓で代謝されるのに時間がかかり、その後に効果が現れるためです。
一方、ヘッドクリアは皮膚からオイルを吸収させることで、有効成分が直ちに血管を通じて全身に広がります。
効果を実感するまでの時間は、
最短でわずか15分!
鎮痛薬よりも断然早いスピードで、ツライ痛みを和らげます。
POINT② すべての頭痛のタイプに有効な成分を配合
「いくら効き目が早いとは言え、エッセンシャルオイルって頭痛に効くの?」と思われたかもしれませんが、その効果は臨床試験で実証されています。
代表的な2つの頭痛に効く成分
さらに、群発頭痛やストレスを緩和する7種のハーブも配合
ヘッドクリアには「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」、すべてのタイプの頭痛に有効な成分を配合していますので、頭痛のタイプが分からない方でもすぐにお使いいただけます。
POINT③ 副作用がない
天然エッセンシャルオイル100%なので、薬とは違って副作用のリスクはゼロ。この記事の後半でご紹介する、市販薬によって起こる「薬物乱用頭痛」の心配もありません。
使い方もカンタン!
頭痛が気になるときに、首筋、手首、耳の後ろなどにくるくると塗るだけでOK。
持ち運びがしやすいので、通勤・通学などの外出時の頭痛対策にもおすすめです。皮膚に直接塗布することで、ツライ痛みやストレスを素早く緩和します。
【頭痛タイプ別】自宅で痛みを解消するおすすめの対処法
頭痛の痛みや慢性化を防ぐためには、自宅での早期対処が大切です。ここでは「ヘッドクリア」の活用方法と合わせて、頭痛のタイプ別に適した対処法をご紹介しますので、ぜひお試しください。
痛みが出た時の対処法
【緊張型頭痛】
⚫︎ 温めてコリをほぐす
緊張型頭痛の原因は、首や肩まわりの血管の収縮。マッサージや蒸しタオル、半身浴などで肩まわりの筋肉をほぐし、血行を良くしましょう。
ヘッドクリアは首筋や耳の後ろに塗り、オイルが浸透するまでじっくりマッサージ。緊張型頭痛に有効なペパーミントや、血行不良や冷えを改善するジンジャーなどの天然ハーブオイルが、痛みを素早く鎮静します。
⚫︎ 気分転換をする
緊張型頭痛は、ストレスが原因で発症することも多いです。ストレスを受けると、まず脳の「大脳皮質」でキャッチします。 この大脳皮質を唯一直接刺激できるのが、嗅覚です。アロマの芳香作用を持つヘッドクリアなら、脳に直接働きかけて、イライラや不安感などのストレスを鎮めてくれます。
また、頭痛が始まったら、心身にストレスをかけていることは中止して、早めに気分転換をすることも大切です。
【片頭痛(群発頭痛)】
⚫︎ 冷やす
血管が拡張する片頭痛や群発頭痛は、温めたり、マッサージしたりするのは逆効果です。痛む部位にヘッドクリアを塗布したり、冷たいタオルなどを当てて冷やして痛みを和らげましょう。
ヘッドクリアに含まれるラベンダーオイルには、セロトニンの分泌を促進させる効果があるため、片頭痛の血管拡張を防ぐのにも役立ちます。
⚫︎ 静かな暗い場所で休む
片頭痛は、体を動かしたり、光や騒音の刺激によって痛みが増してしまいます。痛みがある時は、静かな暗い場所で休みましょう。
⚫︎ カフェインを適量摂る
カフェインには血管を収縮する作用があるため、コーヒー、紅茶、緑茶を適量摂ることも痛みの軽減に役立ちます。ただし、カフェインの過剰摂取は、逆に頭痛を誘発することも。摂り過ぎには注意しましょう。
頭痛の対策時に知っておきたい「圧痛点」
緊張型頭痛と片頭痛には、それぞれ「圧痛点」という痛みを感じやすい部位があるといわれています。頭痛が慢性化すると、圧痛点に痛み信号が送り出され、痛みを敏感に感じやすくなります。頭痛を防ぐには、圧痛点に新たな刺激を加えて、脳に良い信号を送るのも効果的。ヘッドクリアを塗布する際にも、ぜひお試し下さい。
日常的に行いたい予防策
【緊張型頭痛】
⚫︎ 長時間同じ姿勢をとらない
長時間同じ姿勢をとることで、血管の収縮や首のゆがみにつながります。仕事で長時間デスクワークなどをする際は、食事やトイレなどの席を立つタイミングで、軽いストレッチをするのがおすすめ。次に紹介する「頭痛体操」を取り入れてみましょう。
⚫︎ 頭痛体操をする
緊張型頭痛の予防策としては、頭痛学会で推奨されている「頭痛体操」があります。約5分間のストレッチで、緊張型頭痛の慢性化を予防します。
「コマ体操」
胸の前で手を合わせてひじを開いたら、頸椎(けいつい)を軸として肩を左右に90度まで回転させて戻します。この時、頭は動かさないのがポイント。最大2分間リズミカルに続けましょう。
「肩まわし体操」
ひじを軽く曲げ、肩を前後に回します。前に回すときはリュックサックを背負うように、後ろに回すときは洋服を脱ぐような感覚で、肩を大きく5回まわします。呼吸をしながらゆっくりと、2セット行ったら完了です。
⚫︎ 睡眠の質を改善する
高すぎる枕や、柔らかすぎるマットレスなど、体に合わない寝具は首の負担になり、知らずのうちに筋肉を緊張させてしまいます。心地の良い自分に合った寝具で、睡眠の質を高めましょう。ストレスや不安事があって眠れない時は、寝る前にヘッドクリアを塗布してリラックスするのも良いですよ。
【片頭痛(群発頭痛)】
⚫︎ 頭痛体操をする
上で紹介した頭痛学会の「頭痛体操」は、片頭痛にも有効です。片頭痛の場合は、「コマ体操」を続けるだけでOK。片頭痛の圧痛点に刺激を加えることで、痛みの慢性化を防ぎます。毎日2分のストレッチを行い、慢性化を予防しましょう。
⚫︎ 規則正しい睡眠と生活を心がける
寝不足、寝過ぎ、疲労、空腹などによる体へのストレスは片頭痛の引き金になります。とくに週末の寝過ぎや二度寝には要注意。リラックスし過ぎると、脳がセロトニンを出す必要がなくなったと判断し、かえって頭痛が重くなることがあります。片頭痛の方は、週末は自然に触れたり、スポーツをしたり、リフレッシュできるような活動を取り入れるのがおすすめです。
⚫︎ 片頭痛の原因になりやすい食べ物を控える
赤ワイン、チョコレート、チーズ、ピーナッツなどに含まれるアミン類は、片頭痛の誘発因子として考えられているため、これらの食材の摂取は控えましょう。一方、片頭痛の予防には、マグネシウムの摂取がおすすめです。片頭痛患者の30〜50%はマグネシウム不足というデータもあり、マグネシウムが不足すると、脳の神経活動の異常や血流低下などを起こし頭痛の原因となります。この他には、脳神経の働きを正常に整えるビタミンB2、脳を活性化させるDHAなどの栄養素を多く含んだ食品を摂ると良いです。
片頭痛の予防に良い食品
栄養素 | 食品 |
---|---|
マグネシウムが多い食品 | アーモンド、あおさ、あおのり、わかめ、ヒジキ、黒豆、大豆、納豆、豆腐、煎りごま、ほうれん草など |
ビタミンB2が多い食品 | ウナギ、カレイ、レバー類、牛乳、ヨーグルト、卵黄など |
DHAが多い食品 | サンマ、サバ、アナゴ、イワシ、まあじなど |
※DHAを摂る場合の注意点はコチラ
頭痛対策で注意すべきこと
ロキソニンの長期使用のリスク
頭痛がヒドイ時はどうしても頭痛薬に頼りがちですが、ロキソニンなどの鎮痛薬を長期間使うと、かえって頭痛が悪化する「薬物乱用頭痛」を引き起こすことがあります。薬物乱用頭痛になると、月に15日以上、頭痛が慢性化し、治療に10年かかることも…。薬に頼りすぎず、ヘッドクリアのような自然なケアを取り入れることをおすすめします。
ロキソニンとアルコールの併用
鎮痛薬とアルコールを併用すると、胃腸への負担が大きくなり、消化不良や胃痛を引き起こすリスクがあります。頭痛がある時は、なるべくお酒は控えて、健康的な生活を心がけましょう。
他の薬との相互作用について
他の薬を服用している場合は、相互作用に注意が必要です。特に、鎮痛薬やサプリメントなど複数のケア方法を試す場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。
「ヘッドクリア」を共同開発した
自然療法医 スコッツ博士からのメッセージ
頭痛は主に偏頭痛(片頭痛)と 群発頭痛と緊張型頭痛の3種類です。
原因がそれぞれ異なります。
原因が異なるのに1種類の鎮痛成分で痛みを抑えるのはどうしても無理があります。
また、鎮痛剤はあくまで痛みを抑えるだけです。
私の患者さんでも頭痛薬に頼って、誤った薬の飲み方をしている人がいますので、必ず鎮痛剤の危険性を説明しています。
その後、食事指導やハーブ治療を行いながら、最終的には頭痛がほとんど起きない状態になります。
多くの鎮痛剤は、肝臓や腎臓に負担をかけたり、多くの副作用を発生する一方、ハーブを使った頭痛緩和法は体に最も負担をかけない治療法です。
ドクターズチョイス 「ヘッドクリア」には9種類のエッセンシャルオイルが含まれています。
直接皮膚に塗ることによって、痛みにダイレクトに働きかけます。