【ドクタースコッツ監修】ヨウ化カリウム液がウイルス感染を予防する/ワクチンの副反応を抑える
※当記事内でワクチンに関する情報を記載しています。当記事はワクチン接種の否定/推奨をするものではなく、医療データを基に情報を開示するためのものです。ワクチン接種のご判断は、各自の生活・健康状況に応じて行ってください。
気温が下がり寒くなるとウイルスによる感染病が心配になります。冬の気温や湿度はウイルスにとって快適な環境です。そのため、感染が広がりやすい季節なのです。
また、新型コロナウイルスの感染拡大は落ち着くことが無く「第8波」が来ると言われていますね。
しかも、第8波は、コロナとインフルエンザの“ツインデミック”が想定されています。
コロナ禍の過去2年は行動制限などもあり、インフルエンザの流行が抑えられたため、インフルエンザの免疫を持つ人が例年に比べ減少しているからです
政府の推計によると、同時流行が起きた場合、ピーク時の1日あたりの感染者数は新型コロナ45万人、インフルエンザ30万人の計75万人に上ると発表されています。
※厚生労働省第1回新型コロナ・インフル同時流行対策タスクフォース(令和4年10月13日)資料2より
予防策として、うがい・手洗いを実践している方が多いかと思いますが、いつものうがいをヨウ素が含まれる「ヨウ化カリウム液」で行うことで、ウイルスの予防効果が上がることが期待できます。
ここでは、ウイルスに対するヨウ素の影響について紹介します。
ヴェロニカ・スコッツ先生からのメッセージ
皆さん、私が想像していた通り、私たちは多種の変異コロナウイルスと共存することになりました。また、ウイルスに感染した後のケアにも準備すべき時が来ました。
私たちの体は、ウイルスに感染すると、様々な臓器の細胞が損傷します。
その損傷を最小限に抑え、元気な体を取り戻すためのアドバイスをぜひ、ご一読ください。
そして、ウイルス感染してしまった方へ教えてあげてください。
ドクターズチョイス商品には、私が監修したものも含め、免疫力アップやウイルス抑制に役立つ商品がありますので情報と共に紹介いたします。
ヨウ素は体に必須のミネラル
ヨウ素はヨードとも呼ばれ、1800年代フランスで海藻から火薬の原料を製造しているときに偶然発見されました。
理科の実験で、ジャガイモのデンプンを検出するのにヨウ素液を使ったことを思い出す人もいるかもしれません。また、傷口を消毒するのにヨードチンキを使っている人もいるでしょう。ヨードチンキはヨウ素の殺菌作用を利用した殺菌薬・消毒薬です。
ヨウ素は私たちの体の中にも存在し、健康維持のために必要不可欠なミネラルです。
ヨウ素は体内で甲状腺ホルモンを合成
ヨウ素は、体内で甲状腺ホルモンを合成する大切な成分です。
体内に存在するヨウ素のほとんどは、のどぼとけの下にある甲状腺に存在しています。
甲状腺で甲状腺ホルモンが分泌されると、血液によって全身へ運ばれます。そして新陳代謝を促進したり、心拍数や体温、自律神経などの働きを調整してカロリーの燃焼速度を保ったりしています。またタンパク質の合成も促進するため、髪・肌・爪を美しく維持するのにも欠かせません。胎児や乳児の骨や脳が正常に発育するためにも必要で、特に妊娠中の女性や乳児にとって重要なミネラルです。
ヨウ素が不足するとどうなる?
通常、甲状腺ホルモンの量はバランスが保たれています。しかし、ヨウ素が不足すると十分な甲状腺ホルモンが合成できなくなってしまいます。
ヨウ素不足によって甲状腺ホルモンの生成が不十分になると、甲状腺を刺激するホルモンの分泌が活発化して甲状腺組織が発達します。この状態が継続すると甲状腺が大きくしこりのようになって(甲状腺腫)、モノを飲み込む時に違和感が生じることもあります。
また、ヨウ素不足は、生殖機能への影響や子どもの IQ レベルの低下などの原因になるといわれています。妊娠中の女性においてヨウ素不足が深刻になると、胎児の発育に影響します。発達中の脳に甲状腺ホルモンの供給が不十分であると、精神遅滞を引き起こす可能性があるとされています。
(参考:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21748117/)
このように、ヨウ素不足は健康問題に大きな影響を与えます。
ヨウ素は海藻や魚介類に多く含まれるため、内陸部の国々ではヨウ素が不足してしまう傾向にあり問題視されているのです。そこで大規模な国際的取り組みとして、ヨウ素不足の国では塩にヨウ素を添加することが義務付けられています。ヨウ素は私たちにとってとても大切な成分なのです。
注目されているヨウ素の力
私たちの体になくてはならないヨウ素ですが、近年以下のような働きがあることでも注目されています。
- ワクチン副反応の一部を防ぐ可能性
- さまざまなウイルスに対する不活性化作用
- 新型コロナウイルスに対する予防効果
ヨウ素は甲状腺ホルモンの成分で、甲状腺ホルモンは損傷した細胞の修復をコントロールします。ヨウ素は有毒な化合物を解毒するためにも使われ、ワクチン摂取後に起こる副反応の一部を防ぐ可能性があるといわれています。
また、
ヨウ素はインフルエンザウイルス、新型コロナウイルスなどのさまざまなウイルスを不活性化することが確認されています。
参考1:COVID-19ワクチン接種後の炎症過程および毒素除去に対するヨウ素補給の潜在的効果
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8552616/
参考2:小林製薬株式会社実験結果
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000086052.html
https://www.kobayashi.co.jp/brand/nn_s/mechanism/virus/
さらに、ヨウ素を含むポビドンヨードには、迅速かつ効率的な抗ウイルス活性があることが観察されているのです。ポビドンヨードは手、皮膚、口腔の消毒や口腔鼻の洗浄に使用すると、ウイルスを不活性化する可能性があると考えられています。実際に、ポビドンヨードのうがい薬や鼻スプレーは、新型コロナウイルス患者の鼻咽頭(びいんとう)のウイルス量を減らすことが示された研究もあります。
(参考:https://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT04371965)
なお、ポビドンヨードとはヨウ素の化合物で、ポビドンヨードのヨウ素量はヨウ素の1/10量に相当します。
ヨウ素を体内に取り込むには
それでは、ヨウ素を体内に取り込むにはどのような方法があるのでしょうか。
ヨウ素をサプリメントで取り入れる
サプリメントでヨウ素を補うことが可能です。
市販のサプリメントには、ヨウ化カリウムまたはヨウ化ナトリウムとしてヨウ素が含まれています。マルチビタミン・ミネラルサプリメントはヨウ素が含まれているものが多い傾向です。
万一過剰に摂取してしまっても余分な量は尿で排出されるため、過剰摂取による悪影響はありません。
ヨウ素を含む食品を摂取する
ヨウ素は、海藻や魚介類などに多く含まれているため、これらの食品を摂取することで体内に取り込むことができます。
日本では海藻や魚介類を食べる機会が多く、ヨウ素が不足することは少ないといわれています。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、1日の推奨量は0.13mgとされています。例えば昆布の佃煮(5〜10g)には10〜20mgのヨウ素が含まれているので、和食を好んで食べていればヨウ素を十分摂取できている可能性が高いでしょう。
(参考:https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h29kisoshiryo/h29kiso-03-07-16.html#:~:text=%E5%8E%9A%E7%94%9F%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%9C%81%E7%99%BA%E8%A1%A8%E3%81%AE%E3%80%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC,%E6%97%A5%E7%B4%841%EF%BD%9E3mg%EF%BC%89%E3%80%82)
ウイルス感染の予防にはヨウ化カリウム液がおすすめ
日本の食生活においては、ヨウ素不足になる心配はないといえるでしょう。
しかし、今回お伝えしたいのはヨウ素によるウイルス感染予防です。
先ほど「注目されるヨウ素の力」で紹介したように、ヨウ素にはウイルス感染を予防できる可能性があるのです。
ヨウ素2%配合したドクターズチョイスのヨウ化カリウム液
ポビドンヨードのうがい薬でウイルス量が減少したという研究があることを紹介しましたが、ヨウ素を含むものとしてはポビドンヨードのほかにヨウ化カリウム液があり、ドクターズチョイスのヨウ化カリウム液は、ヨウ素を2%配合しています。
おすすめの使い方は以下の3つ。
綿棒で鼻の穴に塗る
コップに5滴垂らしてうがいする
飲み物に5滴垂らして飲む