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【ドクタースコッツ監修】抗真菌作用のある石鹸を使えば、ご自宅で水虫を治療することができます
この記事の監修ドクター
自然療法医 ヴェロニカ・スコッツ先生
ブラジルのリオグランデドスル・カトリック大学認定の自然療法専門医。アメリカ、カナダ、ブラジルの3カ国で認定された国際免許を取得しており、専門医として自然由来のサプリメントに関する知識と精密な現代科学のデータを組み合わせて診断や治療を行っています。自身のフィットネスインストラクターとしての16年間の経験を活かし、多くの患者が抱える肉体的な問題だけでなく、精神的な問題も含めて、自然由来のサプリメントを用いた新しい“先見的な予防医学”にも注力しています。
水虫とはどういう病気なの?
水虫とは、カビの1種である白癬菌(はくせんきん)が、皮膚に感染して起こる病気です。足にできることがほとんどですが、それ以外にも頭や体部、手指、爪などに症状が現れることもあります。一般的に強いかゆみを伴うことが多く、水ぶくれができてしまったり、皮膚がふやけてはがれてしまったり、といった症状が現れます。
症状がさほど強くなかったり、本人に自覚がなかったりして、診断を受けていない人が多いので、正確なデータはありませんが、現在日本にはかなり多くの水虫患者がいます。
実際に、市販の水虫治療薬の購入数や、医師による水虫の診断数をもとにした統計データによると、現在日本には約2000万人の患者がいると推定されています。現在日本の人口は約1億2000万人ですから、約5人に1人が水虫に悩まされているという計算になります。
一般的なイメージでいうと、水虫は中高年の男性に多い病気だと思われがちですが、実際のところはそういうわけでもありません。
近年では、女性でも水虫にかかる人も多くなっています。これはストッキングやブーツなどを履き、足が蒸れて白癬菌が増えやすい環境が整うためです。特に、通気性よりもファッション性を重視する傾向がある若い女性の患者数は増加しています。実際の患者数の内訳を見てみても、男女比はおよそ1:1になります。
水虫にかかってしまうと、自分がつらいだけでなく他人にうつしてしまう可能性があるので、注意が必要です。また、治療は一般的に長期にわたることが多く、完治させるためには根気よく治療を続けていくことが必要不可欠になります。
水虫の感染経路にはどのようなものがあるの?
前述した通り、水虫にかかってしまうと強いかゆみが生じたり、皮がめくれたりするなどの症状が現れます。ただ、水虫にはいくつかの種類があり、どの種類の水虫にかかってしまったかによって症状が大きく変わってきます。ここでは、それぞれの水虫の症状について解説していきます。
① 趾間型(しかんがた)
このタイプの水虫の患者数が1番多くなります。足の指の間、特に中指と薬指の間にできやすいタイプの水虫です。強いかゆみを伴い、皮がふやけて白くなります。その皮がめくれると、その部分が赤くただれてしまい、痛みが生じる場合があります。
② 小水疱型
小水疱型の水虫は、非常に強いかゆみが特徴です。この水虫にかかると、足の裏の土踏まずのところや、足のふちに小さな水疱ができてしまいます。この水疱は時間が経つと赤くなり、皮膚がめくれてくることもあります。初夏から梅雨の時期にかけて症状が出たり、悪化したりすることが多いとされています。
③ 角質増殖型
足の裏やかかとがカサカサと乾燥し、角質が硬く、分厚くなってくるのが特徴の水虫です。一般的にこのタイプは、水虫が慢性化してしまった末の症状だといわれています。他の種類に比べると、かゆみはさほど強くはありませんが、冬になって空気が乾燥してくるにつれて症状が悪化し、ひび割れやあかぎれを生じて痛みが出ることがあります。
④ 爪水虫
爪水虫は、白癬菌が爪の中に入り込むことによって生じます。単独で発症することはほとんどなく、足の水虫を放置したことにより併発してしまうケースが多いです。親指の爪に起こりやすく、爪の色が濁ってしまったり、爪がもろくなるなどの症状が現れます。症状が悪化すると、爪が割れてしまい、歩くときに痛みが生じることもあります。
水虫の治療法、治療薬とは?
水虫の治療には、菌を殺す抗真菌薬が広く用いられています。薬の形としては、患部に塗って治すクリーム剤や軟膏剤といった外用薬、口から飲む内服薬があります。ここでは、代表的な薬剤をいくつかご紹介させていただきます。
外用薬
ミコナゾール/ケトコナゾール/ラノコナゾール
これらの物質は、抗真菌作用といって、白癬菌を殺す働きを持っています。症状が出ている患部に塗って使用する薬となります。
白癬菌は、症状が出ている患部のまわりでも繁殖してます。そのため、このような外用薬を使用する際には患部だけでなく、その周辺に広めに塗るとよいでしょう。
また薬を塗るタイミングとしては、皮膚がふやけて薬がしみこみやすくなっているお風呂上がりが最適となります。薬を塗る前には、タオルで水分をよく拭き取り、乾かしてから使用するようにしましょう。
普通に用法・用量を守って使っている分には、これらの薬は安全ですが、人によっては副作用が出てしまう人もいます。具体的な症状としては、
- 皮膚が赤くかぶれてしまう
- 強い刺激感が現れ、ヒリヒリしてしまう
- 皮膚が炎症を起こし、痛みを生じる
などとなります。このような症状が見られたときには、すぐ使用を中止して、医師または薬剤師に相談するようにしてください。
先ほども述べたように、水虫の治療は長期にわたります。症状が良くなってきたとしても、自己判断で薬をやめずに、専門家の指示を仰ぐようにしてください。
内服薬
イトラコナゾール/テルビナフィン
内服の薬は、塗り薬が届きにくい爪水虫によく用いられています。これら2つの成分も抗真菌作用を有しているので、体の中から白癬菌を殺すことができます。水虫の治療は長期にわたって行うため、完治を目指すためには、内服の治療でも3~6か月の服用が必要になります。
ただ、これらの薬は、肝臓や腎臓を傷害する副作用が出てしまうことがあります。そのため、肝臓や腎臓に病気を持っている方は使用できません。内服薬が処方された場合には服薬期間中は定期的な血液検査により副作用が出ていないかの確認をする必要があります。
また、飲み合わせが悪い薬もいくつかあるので、これらの薬を使用するときには医師、薬剤師に相談し、きちんと用法・用量を守るようにしてください。
副作用のない、天然の水虫治療薬
前述した通り、水虫の治療薬には副作用があります。「なんだか抗真菌薬は副作用が出てしまいそうで怖い」と感じる方もいるかもしれません。しかし、天然植物に由来し、副作用がない抗真菌成分もあります。それは、「ティーツリーオイル」です。
ティーツリーオイルとは、「メラルーカ」というオーストラリアに多く生息している植物から抽出された油のことです。この油には、抗炎症作用や抗ウイルス薬作用に加えて、強い抗真菌作用があります。そのため、ティーツリーオイルは水虫の原因菌である白癬菌を殺し、皮膚の炎症を抑え症状を改善させることができます。
ティーツリーオイルを使用する際は、精油のままでは刺激が強いため、薄めて使用する必要があります。お湯に数滴ティーツリーオイルを加えて足湯にすると、水虫の治療に効果的でしょう。また、石鹸の中にティーツリーオイルを配合した製品もあるので、そのような石鹸を使うこともおすすめです。
水虫を予防する方法とは?
水虫にかからないようにするための基本は、足を清潔に保つことです。水虫は、皮膚の角質から白癬菌が侵入することによって起こります。特に足は蒸れやすく、不潔になりやすいので、菌が繁殖しやすい環境になってしまいがちです。そのため、水虫に効果のある、薬用の石鹸を使って常に清潔な状態を保つことをおすすめします。
水虫に石鹸を使うと症状が悪化するので使わない方が良いという意見もありますが、水虫を予防するためには、薬用の石鹸を使ってしっかりと菌を洗い落としておくことが大切です。
また、石鹸で洗う際には、皮膚をゴシゴシとこすりすぎないように気をつけることも大事です。皮膚をこすりすぎてしまうと、角質に傷がついてしまい、菌が入り込みやすい状態になります。そのため、かえって水虫にかかりやすい状態になってしまうのです。洗うときには、優しく丁寧に洗いましょう。
水虫治療のための石鹸を選ぶ際のポイント
水虫を予防対策にはもちろん、治療中であっても、薬用の石鹸を使って患部を清潔に保つことは非常に大切です。ここでは、そのような石鹸を選ぶ際のポイントを2つご紹介させていただきます。
① 抗真菌作用を持つ成分が配合されているもの
水虫の原因菌である白癬菌は、真菌(カビ)なので、皮膚の奥深くまで根付いている場合には一般的な薬用石鹸では効果が見られないことがあります。患部の皮膚奥深くまで根付いてしまった白癬菌をしっかりと洗い落とすには、毎日抗真菌成分を含んだ石鹸を使う必要があります。
② 副作用が少ない安全なもの
前述した通り、抗真菌薬には副作用があります。副作用が出てしまうと、皮膚の炎症が起き、かえって水虫を悪化させることにもなりかねません。水虫の治療は長期にわたるので、できるだけ副作用が少ない物を選びましょう。
おすすめの石鹸
ドクターズチョイスでは、ティーツリーオイルを配合した副作用のない薬用石鹸を開発しました。それがこのファンガソープEXです。その特徴を詳しく紹介させていただきます。
ファンガソープEX
ファンガソープEXは、ティーツリーオイルを含有し、その高い抗真菌作用によって白癬菌を洗い流すことができます。天然の成分であるため、長期にわたっても安心して使用できることが特徴です。
また、ティーツリーオイル以外にも、シアバターが配合されているので、より肌に優しい石鹸となっています。シアバターとは、アフリカ諸国に生息するシアの木の種子から採れる油で、現地の人々に古くから薬として愛用されてきた成分です。その効果には傷の治癒促進作用や、抗炎症作用、高い保湿作用など、さまざまなものがあります。
ファンガソープEXは、ティーツリーオイルとシアバターの効果を組み合わせることにより、高い抗菌作用と保湿性、安全性を兼ね備えた薬用石鹸です。内容量も473mlと多いので、毎日使用するのにも安心です。
石鹸との併用がおすすめなクリーム
ファンガソープEXだけでも、水虫に対して十分な効果が見込めますが、併せて抗真菌効果のあるクリーム剤を使用するとより高い治療効果が見込めます。ファンガソープEXとの併用におすすめなのが、ファンガクリームです。その特徴をご紹介させていただきます。
ファンガクリーム
同様に、ティーツリーオイルが配合されています。そのため、副作用の心配なく、安心してお使いいただけます。
また、ファンガクリームには、ティーツリーオイルの他にも、ユーカリオイル、ラベンダーオイル、ビタミンEなど、合計11種類の成分が配合されています。これらの成分は、抗炎症作用、抗菌作用、保湿作用があり、水虫の治療に高い効果を発揮します。いずれの成分も自然由来の物質で、副作用の心配はありません。
使用する際には、抗真菌薬の塗り薬と同様に、患部周辺に広く使用することをおすすめします。ファンガソープEXで患部をよく洗い流した後に、ファンガクリームを塗り込めば、相乗効果により高い治療効果を期待できるでしょう。
まとめ
水虫は、真菌(カビ)である白癬菌が皮膚に根付くことによって起こる病気です。水虫にかかると、強いかゆみや、皮膚のただれなどの症状が起き、完治させるためには長期にわたった治療が必要とされます。
抗真菌薬を使って治療していくことも有効ですが、副作用が起きるとかえって症状を悪化させてしまうことにもなりかねません。そのため、自然由来の副作用が少ない物質を使用して治療していくことをおすすめします。
ドクターズチョイスのファンガソープEX、ファンガクリームには、自然由来のティーツリーオイルが配合されており、副作用の心配なく水虫の治療、予防をしていくことができます。